中国共産党4中全会 用語解説(9) 良い住宅

出所:https://jp.news.cn/ | | 発表時間:2025-11-21

浙江省杭州市の梅林村で撮影した住宅。(8月4日撮影、杭州=新華社記者/毛竹)

 【新華社北京11月20日】中国共産党は10月、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)で、「国民経済・社会発展第15次5カ年規画(2026~30年)」策定に関する党中央委員会の提案を採択した。「提案」に盛り込まれたキーワードについて解説する。第9回は「良い住宅」。

 ▽「提案」の原文

 安全で快適な、グリーン(環境配慮型)かつスマートな「良い住宅」を建設し、住宅品質向上プロジェクトと管理サービス質向上プログラムを実施する。

 ▽用語解説

 新時代の「良い住宅」には、安全、快適、グリーン、スマートという特徴を備えていることが求められる。

 安全とは、人々が安心して暮らせることを意味する。住宅の本体構造、外皮構造、部品、付属設備などが堅固で信頼でき、水道・電気・ガス・暖房・エレベーターなどの設備が安定的に稼働し、火災やガス漏れなどの監視・警報設備により事故の発生を最大限に回避できる必要がある。

 快適とは、人々が健康で心地よく暮らせることを意味する。室内空間は適度な広さで、機能に応じて合理的に区分され、自然採光と通気を十分に確保し、環境に配慮した建材を利用、室内の空気の質や遮音性能が良好で、温度・湿度も快適に保たれ、人々の健康で快適な生活のニーズを満たすものでなくてはならない。

 グリーンとは、人々が省エネで環境に優しい暮らしを送れることを意味する。さまざまなグリーン・低炭素技術を総合的に活用することで、住宅のライフサイクル全体にわたる環境性能を高め、水・電気・ガスの節約や断熱性の向上を実現し、家計の支出を抑えるとともに、社会全体の省エネと二酸化炭素(CO2)排出削減につなげる。

 スマートとは、人々がより便利に暮らせることを意味する。モノのインターネット(IoT)やビッグデータ、モバイル通信、人工知能(AI)などの次世代情報技術を融合的に活用し、住宅設備のスマートな応答や自動調節を実現することで、人々がより効率的で個人に合ったサービスを享受できるようにする。


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