「求是」誌 五カ年計画の策定に関する習近平総書記の重要文章を掲載

　16日発行の中国共産党の機関誌『求是』第12号は、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席による「中長期計画で経済社会の発展を導くことは中国共産党の国政運営における重要な方式である」と題した重要な文章を掲載しました。この文章は、習総書記が2015年10月から2025年4月までの間に執筆した重要な論述から抜粋したものです。 

　文章は、五カ年計画を合理的に策定し実施することは、中国共産党が国政運営を進める上で重要な経験であり、中国の特色ある社会主義の重要な政治的優位性であると強調しています。 

　また、「第15次五カ年計画」期間（2026～2030年）の経済と社会の発展を計画するに当たり、同期間の段階的な要求を正確に把握し、強国建設や民族復興の偉業を見据え、社会主義現代化を基本的に実現する目標にしっかりと沿い、分野ごとに合理的な目標任務を確定し、方針と施策を提示することが必要であると強調しています。各分野の目標任務については、深く分析・論証し、科学的で正確かつ期日通りに実現できることを確保しなければならないと述べています。さらに、優位性の強化と拡大、ボトルネックや障害の突破、弱点や不足の補強、質と効率の向上に注力し、全体目標との方向性の一致を保つことが重要であること、各地域は地元の計画を策定する際、各地の実情に基づき、事実を重んじて計画の実行力と遂行力を高める必要があることも強調しています。