中国共産党の党内統計公報

　2023年12月31日時点で、中国共産党の党員総数は9,918万5,000人であり、前年比で114万4,000人増加し、増加率は同1.2％となった。

　中国共産党に現在、末端組織は517.6万組織で、2022年末から11.1万組織増加し、増加率が同2.2％であった。その中で、29.8万の基層党委員会、32.5万の総支部と455.4万の支部がある。

　一、党員構成

　党員の性別、民族、学歴。 女性党員は3,018万5,000人で、党員総数の30.4％を占めている。少数民族の党員は759万2,000人で、7.7％を占めている。大専（高等専門学校）以上の学歴を持つ党員は5,578万6,000人で、56.2％を占めている。

　党員の年齢。30歳以下の党員が1,241万2,000人、31歳から35歳の党員が1,119万6,000人、36歳から40歳の党員が1,086万4,000人、41歳から45歳の党員が945万9,000人、46歳から50歳の党員が907万1,000人、51歳から55歳の党員が940万5,000人、56歳から60歳の党員が890万7,000人、61歳以上の党員が2,787万2,000人である。

　党員の入党時期。新中国成立前に入党した党員は6万8,000人、新中国成立後から第11期三中全会までに入党した党員は1,286万3,000人、第11期三中全会後から第18回党大会前までに入党した党員は6,014万2,000人、第18回党大会以降に入党した党員は2,611万2,000人である。

　党員の職業。労働者（技能職）は664万3,000人、農民・畜産・漁民は2,607万5,000人、企業や機関・社会組織の管理職は1,619万人、管理者は1,145万3,000人、党・政府機関職員は764万5,000人、学生は277万1,000人、その他の職業の党員は776万4,000人、退職者は2,064万4,000人である。

　二、党員の増加状況

　2023年には240万8,000人の党員が新たに増加した。

　新入党員の性別、民族、年齢、学歴。新入党の女性党員は110万5,000人で、45.9％を占めている。少数民族の新入党員は25万2,000人で、10.5％を占めている。35歳以下の新入党員は198万3,000人で、82.4％を占めている。大専以上の学歴を持つ新入党員は128万人で、53.1％を占めている。

　新入党員の職業：労働者（技能職）は15万8,000人、農民・畜産・漁民は37万5,000人、企業や機関・社会組織の管理職は35万1,000人、管理者は26万7,000人、党・政府機関職員は11万9,000人、学生は91万9,000人、その他の職業の新入党員は21万8,000人である。生産や仕事の最前線での新入党員は127万6,000人である。

　三、党内の表彰状況

　2023年、全国各級党組織は13万8,000の先進末端党組織を表彰し、69万3,000人の優秀共産党員、19万9,000人の優秀党務工作者を表彰した。また、年間で「党とともに栄誉50年間」の記念メダルが79万5,000個授与された。

　四、入党の申請状況

　2023年末時点、全国の入党申請者は2,098万人、入党積極分子は1,054万7,000人となった。

　五、党組織の状況

　党の地方委員会。全国には各級の地方委員会が3,199ある。このうち、31の省（地区、市）委員会、397の市（州）委員会、2,771の県（市、地区、旗）委員会がある。

　市街地、郷鎮、集落、行政村の党組織。全国の9,125の市街地、29,620の郷鎮、119,437の集落、488,959の行政村に党組織が設立され、そのカバー率は99.9％を超えている。

　政府、機関、企業、社会組織の党組織。全国の政府には77万1,000の末端党組織があり、機関には99万7,000の末端党組織があり、企業には160万の末端党組織があり、社会組織には18万3,000の末端党組織があり、基本的に設置が必要な場所には全て設置されている。

　（備考：本公報の一部の合計や相対的な数値は、単位の切り捨てや四捨五入により生じた計算誤差が機械的に調整されていない）

　（新華社北京6月30日電）