習主席 エジプトのシシ大統領と会談

出所:https://japanese.cri.cn | | 発表時間:2024-05-30

 習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で29日午後、中国・アラブ諸国協力フォーラム第10回閣僚級会議の開幕式に出席するために中国を公式訪問中のエジプトのシシ大統領と会談しました。

 習主席は会談の席上、「エジプトは68年前、アラブとアフリカ諸国の中でも率先して新中国と国交を樹立した。国際情勢がいかに変化しても、両国は一貫して相互信頼し、誠実に協力しあい、手を携えて発展してきた。今年は両国が全面的な戦略的パートナーシップを樹立しての10周年だ。私はこの10年間、シシ大統領と共に二国間関係が勢いよく発展するようけん引してきた。両国関係は中国とアラブ、アフリカ、イスラム、発展途上の諸国の団結協力や互恵とウィンウィンの生き生きとした実例だ」と述べました。

 習主席はまた、「中国とエジプトの各分野における交流と協力は歴史的なチャンスを迎えている。双方は相互支持をしっかりと継続し、手を携えて共に発展することを促進せねばならない」と強調しました。

 シシ大統領は、「エジプトは中国との全面的な戦略的パートナーシップをさらに深め、地域の平和と安定の促進に努めることを期待する。エジプトは一つの中国の原則を厳守し、台湾、香港、チベット、人権などの核心的利益に関わる問題について、中国の立場を断固として支持し、中国が国家の完全統一を実現することをも断固として支持する。エジプトはより多くの中国企業がエジプトへの投資と協力を行い、エジプトの製造業の発展と工業化のプロセスを助ける力になることを歓迎する」と述べました。

 双方はまた、パレスチナとイスラエルの紛争について意見交換をしました。シシ大統領は、中国がパレスチナ問題において公正さを貫き、正義の立場を堅持していることを高く評価し、中国側と緊密な意思疎通を維持してガザ地区の緊張情勢ができるだけ早期に緩和されるよう推し進めていきたいと表明しました。


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