出版にあたって

　中国共産党第十九回全国代表大会は「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」を中国共産党が長期にわたって堅持しなければならない指導思想として確立し、またそれを『中国共産党規約』に書き入れ、第十三期全国人民代表大会第一回会議はこの重要思想を憲法に記載し、党と国家の指導思想が時代と共に進むことが実現された。「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」は新時代の中国共産党の思想の旗印であり、国家の政治生活と社会生活の根本的な指針であり、現代中国のマルクス主義、二十一世紀のマルクス主義であり、中華民族の偉大な復興を実現させるために行動指針を提供しており、人類運命共同体の構築を推進するために知恵とプランで貢献している。

　第十九回党大会以降、習近平同志を核心とする中国共産党中央は、中華民族の偉大な復興という戦略の全局と百年このかたなかった世界の大きな変動に着目し、「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」を導きとし、初心を忘れず、使命を銘記し、偉大な闘争、偉大なプロジェクト、偉大な事業、偉大な夢を全面的に統括し、リスクと試棘が目に見えて増している国内外の複雑な局面に沈着に対応し、改革開放をよりいっそう深化させ、小康社会の全面的達成の決戦に打ち勝ち、党と国家の各事業は新たな重要な進展を遂げ、世界の平和と発展のために中国は新たな大きな貢献をしている。

　『習近平 国政運営を語る』第一卷と第二卷が出版されて以来、国内外で強い反響を呼んだ。第十九回党大会以来、習近平氏は新時代の国政運営の推進を指導する実践の中でさらに一連の重要な論述を発表し、独創性が豊かで、時代性に富んだ、指導的役割を果たす数多くの重要な思想·観点を提起し、党の理論革新の成果をよりいっそう豊富なものにし、発展さㄝてきた。広範な幹部と大衆が「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」を学んで理解し、しつかり貫き通し、着実に実行し、絶えず「四つの意識」を高め、「四つの自信』を固め、「二つの擁護」をやり遂げるのを推進するために、また国際社会がこの重要思想の主な内容をより良く理解し、中国共産党がなぜできるのか、マルクス主義がなぜうまくいくのか、中国の特色ある社会主義がなぜ良いのかについて認識と理解を深めるのに役立つように、中国共産党中央宣伝部(国務院新聞弁公室)は中国共産党中央党史·文献研究院、中国外文出版発行事業局と共同で本書『習近平 国政運営を語る』第三卷を編纂することにした。

　本書には、二〇一七年十月十八日から二〇二〇年一月十三日にかけての習近平氏の報告、講話、談話、スピーチ、指示、祝賀メッセージなど合計九十二編の重要な著作が収められている。本書は十九のテーマに分かれ、各テーマの中身はそれぞれ時系列で配列されている。読者の理解を助けるために、各文章の末尾に必要な注釈を付した。本書にはまた二の期間中の習近平氏の写真四十一枚を収録した。

本書編纂グル-プ

二〇二〇年四月