中華全国総工会創立100周年記念する大会で重要演説=習主席

　中華全国総工会は北京市内の人民大会堂で28日午前、創立100周年を記念し、さらに全国の労働模範と先進的な労働者を表彰する大会を開催しました。習近平国家主席は同大会で重要な演説を行いました。大会出席者は約3000人でした。

　習主席は演説の中で、「100年にわたる党の労働運動事業における理論の革新と発展の実践の最も重要な成果は、中国の特色ある社会主義工会（労働組合）の発展の道を築いたことだ」と指摘しました。習主席はさらに「新時代の新たな道のりにおいては、党の中心的任務にしっかり沿って、労働者階級と広範な労働者大衆の強大な力を結集し、地に足をつけ、奮い立って前進し、中華民族の偉大なる復興という壮大な青写真を現実のものにせねばならない」と強調しました。

　習主席はまた、「新たな科学技術革命と産業変革の流れに順応し、労働者の質を全面向上させる必要がある」「社会主義の中核的価値観を深く実践し、模範労働者精神、労働精神、匠の精神を大いに発揚せねばならない」「共に富裕になることに目を向け、労働者と勤労大衆の幸せを着実に増進させねばならない」と述べました。

　中華全国総工会の王東明主席も同大会で発言しました。

　大会は荘厳な『インターナショナル』の歌声の中で幕を閉じました。