李強総理 中国発展ハイレベルフォーラム2025年年次総会で基調講演

出所:https://japanese.cri.cn | | 発表時間:2025-03-25

 国務院発展研究センターが主催し、中国発展研究基金会が運営を担当する中国発展ハイレベルフォーラム2025年年次総会が23日に北京で開幕し、開会式で李強総理が基調講演を行いました。

 李総理は、「習近平主席が指摘したように、発展は人類社会の恒久的なテーマだ。皆さんは中国の経済発展に非常に関心をお持ちだが、ここで私も三つの視点から、いくつかの観察と考え方を共有したいと思う」と述べ、次のような三つの視点を示しました。

 まずは「春節(旧正月)経済」から中国の発展と活力を見る視点です。今年の春節前後、中国経済にはいくつかの驚異的なハイライトが出現しました。映画や氷と雪、旅行など、消費市場にはホットスポットが相次ぎ、国内の巨大な経済循環の潜在力が示されました。異なる分野で新たなエネルギーが絶えず蓄積され、拡大することで、中国経済に持続的で強力なエネルギーがもたされることは間違いありません。

 次は全国人民代表大会(全人代)と中国政治協商会議(政協)から中国の経済政策を読み取るという視点です。今年の経済成長目標を5%前後に設定したのは、中国経済のファンダメンタルズをしっかりと把握し、自身のガバナンス能力と将来の発展の潜在力に対して確固たる自信を持っているからです。この目標達成に向けて、私たちは引き続き、政策の強化と市場刺激策をいっそう結び付けることに注力していきます。

 最後は、国際的な変化から世界の発展と進歩という、社会にとっての正しい道を考える視点です。われわれは開放と協力を揺るぎなく推進していきます。また、国際的に通用するルールの下での公平な競争を提唱し、自由貿易と世界の産業チェーン・サプライチェーンの円滑化と安定を維持していきます。さらに、引き続きもろ手を挙げて各国の企業を歓迎し、市場へのアクセスをさらに拡大し、企業の関心事を積極的に解決し、外資企業が中国市場に深く溶け込めるよう支援していきます。

 開会式には、新開発銀行のルセフ総裁、アジア開発銀行の神田眞人総裁、国内外の企業家や政府関係者、専門家および国際機関の代表ら約720人が参加しました。


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