習主席　浙江省視察で中国式現代化の新たな局面を開き続けるよう要求

　習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は20日から21日にかけて、浙江省金華市、紹興市などを訪れ、農村や商業貿易市場、陳列館、文化パークなどを訪れ、調査と視察を行いました。習主席はその際、新たな発展理念を完全かつ正確に全面的に貫徹し、新たな発展構造を構築する上で質の高い発展を推進し、共同富裕モデル区の構築に焦点を当て、中国の特色ある社会主義制度の優位性を全面的に示す重要な窓口を構築しなければならないと強調しました。

　習主席は浙江省のさまざまな分野における成果に肯定的な評価を下した上で、同省に対して以下の新たな要求を打ち出しました。すなわち、科学技術革新による発展の新たな優位性を形成する上で先頭に立つこと、共同富裕を推進する中で率先して模範を示すこと、改革を深化させ、開放を拡大する上で新たな局面を開き続けること、中華民族の現代文明を建設するために積極的に模索すること、中国共産党の全面的な指導を堅持、強化し、党の建設を強化、改善することなどです。

　習主席は24日午後、北京に戻る途中、山東省棗荘市を視察しました。棗荘市ではザクロが広範囲にわたって集中的に栽培されており、栽培面積は中国で最も広く、品種も最も多く、産業チェーンが最もよく整っている地域の一つです。習主席はその際、しっかりとしたブランディングを行い、品質を向上させ、より多くの村民が共同で豊かになれるようリードしなければならないと強調しました。