中国外交部「中国とASEANは正しい道を歩んでいる」

出所:新華社 2023-07-18 | | 発表時間:2023-07-19

  【新華社北京7月18日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は17日の定例記者会見で、13日に行われた中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(ASEANプラス1)で中国の「東南アジア友好協力条約」加盟20周年記念共同声明が発表されたことについてコメントを求められ、次のように述べた。

   2003年、中国とASEAN各国の指導者は共に、中国が率先して「東南アジア友好協力条約」に署名して加盟するのに立ち会い、中国とASEANの関係は新たな段階に入った。中国が条約に最初に加盟したことは、国の大小を問わず一律に平等であるという中国外交の伝統の堅持、ASEANの発展・成長に対する揺るぎない支持、近隣諸国に対する善隣友好政策を示している。

   条約はアジアの歴史・文化に根ざし、協議一致、内政不干渉、各国快適度配慮など「アジアの方式」を育み、域内各国の関係を導く重要な準則だ。この20年間、中国とASEANは条約の精神を堅持し、互恵協力を全方位で拡大し、長期善隣友好と共同発展・繁栄の正しい道を歩み、また他の国の加入を導いた。ASEAN対話パートナーは増え続け、国際的地位と影響力は絶えず高まり、東アジアは世界で経済発展が最も速く、人民の生活水準も急速に向上する地域になっている。

   現在は国際・地域情勢が複雑に、目まぐるしく変化しており、その中で中国・ASEAN外相会議でこうした共同声明が発表されたことは、条約の趣旨と原則を共同で大いに発揚し、アジアの方式とアジアの知恵を継承・発揚し、真の多国間主義を実践し、地域のルールと秩序を共同で守ることに役立つ。


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