出所:https://japanese.cri.cn | | 発表時間:2023-05-06
ボアオ・アジアフォーラム2023年年次総会は29日、「アジア地域協力:新たなチャンス、新たな挑戦」がテーマの分科会を開催しました。日本からはボアオ・アジアフォーラム諮問委員会の主席を務める福田康夫元首相も参加し、基調講演を行いました。
オンラインを除けば3年ぶりの参加となった福田元首相は、「団結と協力」は今回の年次総会の重要なテーマであり、今日の国際情勢を非常に正確に反映していると指摘した上で、「今こそ、この問題を検討するタイミングだ。団結の重要性を否定する人はいないが、どのように団結を実行に移すのかが問題だ。これはボアオ・アジアフォーラムだけではなく、全世界の問題でもある。だからこそ、ボアオ・アジアフォーラムでは深い議論が重要であり、平和で安定した素晴らしい世界を手を携えて構築していくことが切に期待されている。これこそが、ボアオ・アジアフォーラムの趣旨でもある」と示しました。
今回のフォーラムには、日本のほかパキスタン、イタリア、ロシアなど50カ国以上の政府機関関係者や企業代表が出席しました。
また、地域の発展における団結と協力について、パキスタンのイクバル計画開発改革相は「2030年までに世界で起こる最も大きな変化のうちの50%は途上国で起こると考えられる。急速に成長する中国経済は、世界各国にもビジネスチャンスを提供するだろう。アジア経済には大きなチャンスがある。中国経済の大規模な成長は、どの国にとっても、そして世界全体にとっても良いニュースとなる」と述べました。
ヨーロピアンハウス・アンブロセッティのボルツァッタ取締役(左)
世界経済の景気後退が予想される中、欧州のシンクタンクであるヨーロピアンハウス・アンブロセッティのボルツァッタ取締役は「『一帯一路』イニシアチブによって、各国はアジアや中国と緊密に結びつき、世界の発展のために力を注ぐことが可能となった」と述べました。(取材・写真:趙雲莎)
会場の様子
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