総合的な実力が大幅に飛躍し、国際的影響力が著しく増強した

——中国共産党第18回全国代表大会以来経済社会発展成果シリーズ報告の13

| | 発表時間:2023-02-08

中国共産党第18回全国代表大会以来、入り組んで複雑である国際情勢及び突然やってきた新型コロナウイルスのパンデミック、世界経済の深刻な衰退など多重の重大な衝撃に直面して、習近平同志を核心とする中共中央は中華民族の偉大な復興戦略の全局と百年間未曾有の世界情勢の大変動を統合的に計画立てて、全党・全国各民族人民を団結させ率いて練磨・奮進し、堅塁を攻略し難関を克服した。中国の経済社会の発展は新たな歴史的成果を収め、新たな歴史的飛躍を実現し、世界の経済大国の地位が全面的に向上し、一人当たりの国民総所得が新たな飛躍を成し遂げ、人民の生活レベルが新たな段階に上がり、総合国力が世界の上位に昇り、国際的な影響力が著しく向上した。

一、経済は比較的に高い成長率を維持し、主要指標が世界の上位を占めた

18回党大会以来、中国の経済は比較的に速い発展を持続し、経済成長率が世界の平均レベルを大幅に上回り、経済総量が安定して世界第二位をキープした。製造大国の地位が日増しに強固になり、貿易大国の地位が絶えず向上し、経済実力が著しく増強した。

(一)中国は世界経済成長の第一原動力となった

2013年から2021年の間、中国経済の年平均成長率が6.6%で、同期の世界平均成長率2.6%を大幅に上回り、発展途上国の平均成長率3.7%も上回り、経済成長率は世界の主要経済体の上位を占めた。2020年、新型コロナウイルスのパンデミックの深刻な衝撃に直面し、中国の経済成長率は2.2%で、主要経済体の中でプラス成長を維持した唯一の国家となった。

2013年から2021年までの間、中国は世界経済成長への平均寄与率が38.6%に達し、G7諸国の寄与率の合計を上回り、世界経済成長を推進する第一原動力となった。

1 世界主要国の経済成長率と世界経済成長への寄与率

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(二)国内総生産は世界第二位をキープした

2012年以降、中国の国内総生産(GDP)は世界第二位をキープし、世界経済総量に占める割合が年々上昇した。2021年の中国のGDP177千億ドルに達し、世界に占める割合が18.5%となり、2012年より7.2ポイント向上した。

中国の経済総量は米国との格差が明らかに縮小し、しかも日本など世界の主要経済体をはるかに上回った。2021年の中国のGDPは米国の77.1%に相当し、2012年より24.6ポイント向上し、日本の3.6倍、インドの5.6倍となった。

(三)主要工業・農業製品の生産量は世界トップレベルをキープした

中国の農業は安定した成長を遂げた。2012年以降、穀物、肉類、落花生と茶葉の生産量は世界一をキープし、油菜の種の生産量は第二位となった。

中国の主要工業製品の生産量は着実に向上し、引き続き世界の上位をキープした。そのうち、粗鋼、石炭、発電量、セメント、化学肥料、自動車、マイクロコンピューターと携帯電話などの工業製品の生産量は世界一をキープした。2021年、中国の原油生産量は、米国、ロシア、サウジアラビア、カナダに次ぐ世界第五位になった。

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(四)対外貿易総額が世界一に躍進した

対外貿易総額が世界一に躍進した。2020年の中国の対外貿易総額は、2012年の44千億ドルから53千億ドルに上昇し、初めて米国を抜いて世界一の貿易国となった。2021年、中国の対外貿易総額は69千億ドルに増加し、引き続き世界一を維持した。

貨物貿易額が世界に占める割合は着実に向上した。2021年、中国の貨物貿易額は2012年の39千億ドルから61千億ドルに上昇し、世界に占める割合が13.5%までに上昇し、2012年より3.1ポイント向上した。2013年、中国の貨物貿易額は初めて米国を抜き、世界一となった。これ以降、2016年にドル高のため、中国のドル建ての貨物輸出入総額が米国に抜かれたほか、残りの年はいずれも世界一をキープした。

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対外サービス貿易の規模は持続的に拡大した。2012年以降、中国の対外サービス貿易額は年々増加した。2012年の中国の対外サービス貿易総額は世界第四位だったが、2014年から2021年までずっと世界第二位をキープした。2021年、中国の対外サービス貿易総額は8212億ドルに達し、世界に占める割合が7.2%までに上昇し、2012年より1.8ポイント向上した。

(五)外資系企業による直接投資の利用が世界の上位を占めた

外資系企業による直接投資の誘致は着実に成長した。中国で外資系企業による直接投資の実質的な利用は、2012年の1133億ドルから2021年の1735億ドルに上昇し、年平均成長率が4.8%となり、2020年から世界第二位をキープした。

(六)現代化施設の建設は世界トップの座を維持した

現代的な交通・通信施設は世界をリードした。2021年末、中国は累計で1425千ヵ所の5G基地局を建設・開通し、既に世界最大の5Gネットワークを構築した。5G基地局の総量が世界に占める割合は60%を超え、5G端末接続数が世界に占める割合は80%を超え、いずれも世界一となった。高速鉄道の営業距離は4万キロに達し、2012年より3.3倍増加し、既に世界で最も発達した高速鉄道網を構築しており、世界一となった。高速道路の運行距離は169千キロに達し、2012年より0.8倍に増加し、世界一となった。

デジタル化・情報化建設は飛躍的な発展を遂げた。2021年、中国の固定ブロードバンドのユーザー数は2012年の18千万戸から54千万戸に増加し、年平均成長率が13.2%となり、世界一をキープした。携帯電話のユーザー数は2012年の111千万帯から164千万戸に増加し、年平均成長率が4.4%となり、世界一をキープした。中国のインターネット普及率は73%に達し、2012年より30.9ポイント向上した。

二、一人当たりの国民所得が大幅に増加し、主要民生指標が明らかに向上した

18回党大会以来、中国人民の生活レベルは大幅に向上し、一人当たりの国民総所得の世界順位が大幅に飛躍し、主要民生指標が上位の中所得国の平均レベルを上回り、『国連の持続可能な開発のための2030アジェンダ』の貧困削減目標を10年前倒しで達成し、世界の貧困削減事業に巨大な貢献を行った。

(一)一人当たりの国民総所得が新たな飛躍を遂げた

2021年、中国の一人当たりの国民総所得(GNI)は11890ドルに達し、2012年より1倍増加した。世界銀行が発表した一人当たりGNIランキングでは、中国の一人当たりGNI2012年の第112位から2021年には第68位まで、44位ランクアップした。

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(二)高等教育の普及程度が世界の中の上のレベルに達した

大学の入学率が著しく向上した。2020年、中国の大学の入学率は58.4%に達し、2012年より29.7ポイント向上し、初めて上位の中所得国の平均レベルを上回り、中所得国の平均レベルを20.4ポイント上回った。

(三)医療衛生レベルが新しい段階に上がった

2012年以降、中国の医療衛生レベルは持続的に改善され、上位の中所得国より優れた。2020年の中国の乳児死亡率は2012年の10.3‰から5.4‰に下がり、世界平均レベルより22‰低くなり、上位の中所得国のレベルより3.7‰低かった。2020年、中国住民の平均寿命は77.9歳に達し、世界平均レベルを5.2歳上回り、上位の中所得国のレベルを1.9歳上回った。

(四)世界の貧困削減事業に巨大な貢献を行った

絶対的貧困の解消という極めて困難な任務を完了した。中国の現行の農村貧困基準(2010年の価格レベルで一人当たりの年間生活レベルは2300元以下)に基づいて計算すると、2012年に全国の農村貧困人口は9899万人で、2020年に全てが貧困脱却を実現し、年平均1237万の貧困人口が減少した。貧困発生率は2012年の10.2%から2020年にはゼロに低下し、年平均約1.3ポイント低下した。中国は『国連の持続可能な開発のための2030アジェンダ』の貧困削減目標を10年前倒しで達成し、世界の貧困削減事業に大きな貢献を行った。

三、革新能力が大幅に向上し、国際競争力が著しく増強した

18回党大会以来、中国は革新駆動型発展戦略を力強く実施し、革新型国家の建設が明らかな成果を収め、革新能力が大幅に増強した。国際革新ランキングの順位が持続的に向上し、グローバル企業トップ500社にランクインした企業数が世界一となり、国際的な競争力が著しく強化した。

(一)国際革新ランキングの順位が持続的に向上した

2021年、中国の革新指数は世界第12位となり、2012年より22位上昇し、中所得国の中で一位となった。項目別指数で見ると、2021年の革新投入指数と革新産出指数はそれぞれ世界第25位と第7位で、2012年より30位と12位向上した。各主要指標を見ると、アイデア産出、市場成熟度、人的資本と研究、インフラ、制度指標の2021年世界ランキングの順位は、それぞれ第14位、第16位、第21位、第24位と第61位で、2012年より42位、19位、63位、15位、60位上昇した。また、2019年の中国の国際的な競争力は141ヵ国・地域のうち第28位となり、多くの中所得国をリードした。 

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(二)グローバル企業トップ500社にランクインした企業数は世界一を占めた 

2012年以降、グローバル企業トップ500社にランクインした中国企業の数は持続的に増加し、2018年には初めて米国を抜き、4年連続で世界一となった。2021年、中国のランクイン企業数は再び過去最高を更新し、145社に達し、2012年より50社増加し、19年連続でランクイン企業数の増加を実現した。2021年、中国のランクイン企業の売上高はグローバル企業トップ500社企業全体の30.6%を占め、2012年より13.3ポイント向上した。

18回党大会以来、百年間未曾有世界情勢の大変動が加速的に進化し、新型コロナウイルスのパンデミックの影響が広範かつ深遠で、世界経済は深刻な衰退に陥った。中国は各種のリスクと挑戦に耐え、各経済指標は世界トップクラスをキープし、人民の生活レベルが大幅に向上し、国際的地位が絶えず高まり、国際的な影響力が持続的に増強した。次の段階として、我々は習近平同志を核心とする中共中央の周りにいっそう緊密に団結し、複雑に錯綜する国際環境のもたらす新たな矛盾と試練を深く認識し、正確に変化を認識し、科学的に変化に対処し、主導的に変化を図り、さらに質が高く、効率的で、公平で、持続可能で、安全な発展の実現に努力し、全力を尽くして社会主義現代化国家の全面的建設という新たな道のりへと足を踏み出していかなければならない。

出所:国家統計局

 


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