闘争精神を発揚し、闘争能力を強化し、団結奮闘を堅持するという時代の要請を深く学習・理解する

| 著者:曲青山 | 発表時間:2022-11-30

 闘争精神を発揚し、闘争能力を強化することは情勢と任務の必要である。現在、世界の百年に一度の大きな変動の速度が増し、新たな科学技術革命と産業変革が一段と進み、世界の力関係が大きく転換し、わが国の発展は新たな戦略的チャンスを迎えている。また、百年に一度の感染症の影響が深刻であり、脱グローバルリズムが台頭し、一国主義、保護主義が著しく強まり、世界経済の回復ペースが鈍化し、局地的な紛争・情勢不安が頻発し、グローバルな問題が深刻化し、世界は新たな動揺・変革期に入った。わが国の改革・発展・安定が多くの避けて通れない深層部の矛盾に直面し、党建設、とくに党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争はさまざまな根深い問題、多発する問題に直面し、外部からの抑圧・阻止はいつエスカレートしてもおかしくない。わが国の発展は戦略的チャンスとリスク・課題が並存し、不確実・予測不能な要素が増える時期に入り、さまざまな「ブラックスワン(予見が困難で、起こる確率は低いものの、発生した場合には甚大な影響をもたらす事象を指す。)」、「灰色のサイ(高い確率で深刻な問題を引き起こすと考えられるにもかかわらず、軽視されがちなリスクを意味する。)」は随時起こりうる。われわれは憂患意識を高め、最低ライン思考を堅持し、平穏な時でも油断せずに危険を未然に防ぎ、時化のような、ときには疾風怒濤のような大きな試練に備えなければならない。全党・全軍・全国各民族人民は習近平同志を核心とする党中央を中心に緊密に団結し、闘争精神を発揚し、闘争能力を強化し、困難をものともせず突き進み、前進途上のさまざまな困難・試練を全力で乗り越え、不屈の闘争によって事業の発展に向けて新天地を切り開かなければならない。全党の同志は必ず、初心を忘れず、使命を胸に刻む必要があり、謙虚かつ慎重に取り組み、刻苦奮闘する必要があり、果敢に闘争し、巧みに闘争する必要がある。

 団結奮闘は中国共産党と中国人民の精神的象徴となっている。団結こそ力であり、団結してこそ勝利することができる。社会主義現代化国家を全面的に建設するには、億万もの人民の偉大な創造力を存分に発揮させなければならない。わが党は人民を率いて、団結奮闘によって輝かしい歴史を創造し、団結奮闘によってすばらしい未来を切り開く。新時代の新征途において、われわれは誠心誠意人民に奉仕するという根本的な趣旨を堅持し、大衆観をうち固め、大衆路線を貫き、人民の創造性を尊重し、「すべては人民のため、すべては人民に依拠し、大衆の中から、大衆の中へ」を堅持し、終始人民大衆との血肉のつながりを保ち、終始人民の批判と監督を受け入れ、終始人民と一心同体であるようにする必要がある。われわれは、中華民族共同体意識を強化し、不断に全国各民族人民の大団結を固め、最大公約数を求め、最大の同心円を描き出すように努力し、国内外の中華民族の人々の大団結を強化し、心を一つにして中国の夢をともに実現する大きな一丸の力を形成していかなければならない。

 第20回党大会報告で、習近平総書記は全党の同志に「五つの必ず通らなければならない道」をしっかりと銘記するよう求めた。それは、「党の全面的指導の堅持は中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるために必ず通らなければならない道であり、中国の特色ある社会主義は中華民族の偉大な復興を実現するために必ず通らなければならない道であり、団結奮闘は中国人民が歴史的偉業を創造するために必ず通らなければならない道であり、新たな発展理念の貫徹は新時代のわが国の成長発展のために必ず通らなければならない道であり、全面的な厳しい党内統治は党が生命力と活力を永遠に保ち新たな「試験」の道をしっかりと歩む上で必ず通らなければならない道であることを、全党はしっかりと胸に刻まなければならない。これはわれわれの長い実践の中で得られたきわめて重要な法則的認識であり、それをよりいっそう大切にし、終始堅持し、「青山に咬定して放松せず」、中国の特色ある社会主義という巍々たる巨船が風に乗って波を破りどこまでも安定した航海ができるよう指導・保障しなければならない。」ということである。これは新時代の最強音である。

 最後に、習近平総書記は全党に偉大な呼びかけを出した。この呼びかけは新時代の進軍ラッパである。習近平総書記は、「党は偉大な奮闘によって百年の偉業を成し遂げたのだから、新たな偉大な奮闘によって必ずや新たな偉業を成し遂げることができる。全党・全軍・全国各民族人民は党中央を中心に緊密に団結し、「空理空論は国を誤り、着実な実践は国を興す」ことを胸に刻み、自信を固め、心を一つにし、地道に努力し、勇往まい進し、社会主義現代化国家を全面的に建設するために、中華民族の偉大な復興を全面的に推進するために、団結奮闘しようではないか。」と指摘した。われわれは、第20回党大会で決定された各任務に力を結集し、新征途における戦いの太鼓の音とともに勇往まい進しよう。

 (筆者は中共中央党史文献研究院長である)

 (出所:「第20回党大会の精神を深く学習理解する」より抜粋、「中国紀検監察報」2022年11月3日 5面)




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