『科学技術の自立・自強を論じる』

出版社: 中央文献出版社

出版年日: 2023年4月

出版にあたって

 科学技術の自立・自強は、国家の隆盛の礎であり、安全の要である。中国共産党第18回全国代表大会以来、習近平氏を核心とする党中央は、科学技術イノベーションを非常に重視し、イノベーションが発展をけん引する第一の原動力とすることを堅持し、科学技術イノベーションを国家全体の発展の中心に据え、科学技術イノベーションを全面的に計画し、科学技術の自立・自強の推進を加速し、基礎研究と原始革新(ゼロからのイノベーション)を強化し、いくつかの重要なコア技術を突破し、戦略的新興産業は発展・拡大し、重要なイノベーションの成果が次々と現れ、中国の科学技術の事業は歴史的な成果を収め、歴史的な変革を遂げ、イノベーション型国家の仲間入りを果たした。習近平氏が科学技術の自立・自強の推進をめぐり発表した一連の重要な論述は、党と国家の発展戦略の全局に立脚し、世界の大勢と時代の潮流を把握し、人類社会の進歩における科学技術革新の重要な位置づけを深く明らかにし、中国の科学技術革新の推進における戦略的目標、重点的任務、重大な措置、基本的要求を系統立てて明らかにし、一連の新たな思想、新たな観点、新たな論断、新たな要求を打ち出しているものである。中国が科学技術と教育による国家振興戦略、人材強国戦略、革新駆動型発展戦略を深く実施し、国家革新システムを整備し、科学技術強国の建設を加速し、高水準の科学技術の自立・自強の実現を加速し、新たな発展構造の構築を加速し、質の高い発展の推進に力を入れ、社会主義現代化強国を全面的に完成し、中国式現代化により中華民族の偉大な復興を全面的に推進するうえで、非常に重要な指導的意義を持つ。広範な幹部と大衆が科学技術の自立・自強に関する習近平氏の重要な論述を深く学習・貫徹するために、われわれは習近平氏の関連論述を編集して『科学技術の自立・自強を論じる』という本にした。

 同書は中国共産党第18回全国代表大会以来、科学技術の自立・自強に関する習近平氏の重要文書50編を収録しており、初公開のものも含まれる。

中共中央党史・文献研究院

二〇二三年四月