出所:https://japanese.cri.cn | | 発表時間:2024-07-05
上海協力機構(SCO)の加盟国とオブザーバー国および関連地域・国の指導者がともに出席する初めての「上海協力機構+」サミットが4日、アスタナで開催されました。習近平国家主席がこのサミットに出席し、「手を携えてより美しい上海協力機構のコミュニティーを作ろう」と題した重要な演説を行いました。
習主席は演説の中で、「世界の構造的変化が加速し、新たな科学技術革命と産業の変革が急速に進んでいる。人類の文明が大きく前進すると同時に、不安全、不安定、不確定要素も目立って増えている。われわれは運命共同体意識をしっかりと確立し、終始“上海精神”を堅持し、自国の実情に合致し、地域の実情に合致する発展の道を揺るぐことなく歩まなければならない」と指摘しました。
そのうえで、習主席は団結・相互信頼、平和・安寧、繁栄・発展、善隣・友好、公平・正義を内容とする共同コミュニティーの建設を呼びかけました。
さらに、「中国は各方面が北斗衛星ナビゲートシステムを利用して、国際月面科学研究ステーションの建設に参加することを歓迎する。中国はSCOデジタル教育連盟の設立を提唱し、向こう3年でSCO諸国に延べ1000人以上のデジタル技術研修枠を提供する」「向こう5年、中国側はSCO諸国に青年1000人の訪中交流枠を提供する」考えも明らかにしました。習主席はまた、域内諸国の共通の努力を通じて、学び合い、理解し合う状況がより促進されることに期待を示しました。
習主席はまた、「平等で秩序ある世界の多極化と包摂的で包容力ある経済のグローバル化を共同で提唱し、真の多国間主義を実践し、グローバルガバナンスがより公正かつ合理的な方向に発展するよう推進し、平和の赤字、発展の赤字、安全保障の赤字、ガバナンスの赤字の解消に向け、『SCOの力』を貢献しなければならない」と強調しました。
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