出所:https://japanese.cri.cn | | 発表時間:2023-11-13
第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席するために中国入りしたパキスタンのカカール首相に、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の記者が北京でインタビューしました。カカール首相は、これまでの10年で中国・パキスタン経済回廊が収めた成果を高く評価し、「一帯一路」共同建設を支える包摂的な考えを賞賛しました。
カカール首相は、「『一帯一路』の重要な先行試験プロジェクトである中国・パキスタン経済回廊は、2022年末までにパキスタンに254億ドルの直接投資をもたらし、15.5万人の雇用を創出した。510キロメートルの高速道路、8200メガワットの電力、886キロメートルの国家の基幹送電網が新たに整備され、パキスタンのインフラ施設の相互接続と産業化の堅固な基礎を築き、パキスタンの経済・社会の持続可能な発展を力強く推進した」と述べました。
また、「中国・パキスタン経済回廊の第1段階の建設が円満に完了した」と述べ、「我々はグワダル港を建設し、一部の道路と空港の建設を完了し、いくつかのエネルギープロジェクトを開発した。パキスタンはエネルギーに乏しい国だったが、今では約8000メガワットの電力を生産し、国家電力網に送電できるようになった。国民の暮らしは改善し続けており、一般の人々に確かな利益をもたらしている」と建設の成果を紹介しました。さらに、「第2段階の建設がパキスタン国民の生活、雇用およびインフラ建設に一層の影響をもたらすことを信じている」と示しました。
カカール首相は「一帯一路」共同建設とこれまでの多国間メカニズムと比較し、「強権的な武力で世界を変えようとするのではなく、経済的手段に頼っている」ことに最大の違いがあるとの見方を示しました。そのうえで、「中国は『一帯一路』共同建設を通じて、単一的な文化的アイデンティティーを築きたいと考えているのではない。それは中華民族のアイデンティティ、文化、歴史に深く根ざすものであると同時に、互いの違いを認識し、それを尊重し、相違がヘイトを生むことなく、むしろ受け入れる姿勢で向き合っている」と指摘しました。
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