「腐敗は社会の悪性腫瘍である」。党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争は党と国の存亡にかかわる。腐敗に断固反対して党が長期政権の状況下で腐敗・変質しないようにすることは、中国共産党が常にしっかりと取り組まなければならない重要な政治的任務である。
中国共産党第十八回全国代表大会以降、習近平総書記は党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争を非常に重視し、「党が党を管理し、厳しく治める」必要性を強調し、一連の新しい理念・構想・措置を打ち出し、党風·廉潔政治建設と反腐敗闘争を推し進めて絶えず大きな成果をあげてきた。
本書は、中共中央規律検查委員会と中共中央文献研究室の共同編集による『党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争に関する習近平総書記の論述抜粋集』を底本として翻訳したものである。本書には、二〇一二年十一月十五日から二〇一四年十月二十三日にかけての習近平総書記の談話・論文・指示など四十編余りの重要文献から計二一六の抜粋が、九つのテーマに分けて収められている。
読者の方々には、党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争に関する中国の最高指導者の系統だった論述を通じて、中国共産党が進めている党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争の取り組みをよりよく理解していただければ幸いである。
中共中央編訳局
二〇一六年九月