2020年までに小康社会の全面的完成は、中国共産党が人民と歴史に向けて誓った厳粛な約束であり、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するために極めて重要な一歩である。中国共産党第18回全国代表大会以来、習近平氏は党と国家発展の全局の高度に立脚し、小康社会の全面的完成をめぐり一連の新たな理念、思想、戦略を提出した。これらの重要な論述は、高遠な構想と豊かな内容、深い思想を持つものであり、小康社会の全面的完成の偉大な意義を深く理解・認識し、小康社会の全面的完成の基本的要求と重要な課題を正確に把握、「五位一体」総体的配置と「四つの全面」戦略的配置に基づき、新たな発展理念で経済発展をリード・推進し、小康社会の全面的完成の決勝段階での偉大な勝利を勝ち取り、「二つの百年」の奮闘目標を実現し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するよう導くうえで、非常に重要な指導的意義を持つ。広範な幹部と大衆が全面的で体系的に習近平氏の小康社会の全面的完成に関する重要な論述を学習し、理解し、掌握するために、われわれは『小康社会の全面的完成に関する習近平氏の論述ダイジェスト版』を編集した。
同書は、2012年11月15日から2016年3月10日までの習近平氏の講話、談話、講演、祝賀メッセージ、指示など重要文献130編余りから抜粋した計332段落の論述を7つのテーマに分けて収録している。初めて公開されるものも一部含まれている。
中共中央文献研究室
二〇一六年五月