「求是」誌　習総書記の文章を掲載　優れた党風建設を強調

　16日付けの中国共産党中央委員会機関誌「求是」は、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席の署名入り文章「中央の八項目規定の精神を断固として貫き　優れた党風で社風と民風を導く」を掲載します。この文章には、習総書記が2012年12月から2025年3月までに発表した重要な関連論述のダイジェストが収録されています。

　文章では、党風問題は執政党の存亡に関わるものであり、作風建設は党の長期的な執政だけでなく、執政の使命をうまく履行できるかどうかにも関わっていると強調されています。

　また、清廉政治に関する八項目規定の指針とは、党が党を厳格に管理し、中央政治局が自ら仕事のあり方や作風を改善しなければならないという意味を指すと指摘しています。

　文章はさらに、作風問題の本質は党の性質の問題であり、作風建設は永遠に続き、終わりはないとした上で、党中央が八項目規定を策定し実施することは、わが党が新時代において信頼を得るための根本的な措置であり、常に貫き、末永く続け、10年で足りなければ20年、20年で足りなければ30年続け、真の風習になるまで、優れた党風で社風と民風を導いていかねばならないと呼びかけています。